亜流は「オリジナルに対して追従するもので模倣の要素があるもののこと」。
「模倣」と言い換えると分かりやすい。
二流は「一流に比較して品質や価値、能力などが劣ること」。
「普及品」と言い換えると分かりやすい。
「亜流」は新規に世の中に出回る独自性の高いものに、追従して現れる模倣性の強いもののことです。
「二流」は一流に比較して品質や価格、能力などが一段落ちるもののことです。
「亜流」は「二流」とは言えず、「一流」もあり得ることがあります。
「亜流」はオリジナルのものから派生したもの
「亜流」はオリジナリティのあるものから派生したものです。
ヒントを得た場合でも、新たなオリジナリティが無ければ「亜流」と言えます。
例えば「動画」では一つヒットし人気になった動画を模倣して、同じような企画で制作されることが多くあります。
オリジナリティが模倣されていれば「亜流」と言えます。
独創性が高いほど「亜流」は出てきます。
「二流」は劣等品のこと
「二流」は一流と比較して、価格や品質、能力、材質、性能などがやや劣っていることを言います。
使う分には支障がなければ良いとする購買者のためにあるようなもので、模倣品や模造品の様なものも含まれます。
「普及品」と言い換えても良いもので、一流品に手が出ない人向けと言えます。
スポーツの能力でも使い、一流選手に対して二流と言います。
「亜流」は「二流」とは違う概念
「亜流」はオリジナリティが乏しく追従することを言い、「二流」は一流よりは劣るものの普及品のことを言いますから、同じようなものとはいっても概念は異なります。
「亜流」は独自性が無く、模倣性があるため、批判する際の言葉になります。
「何だ、これはあの作品の亜流じゃないか」「ペットの動画がヒットすると亜流の動画が溢れるようになった」と使います。
「亜流」と「二流」とは
「亜流」は模倣性の強いもので、先に世に出たオリジナリティがあるものに追従するものになります。
良い例がペット動画です。
また、隣国の理不尽な振る舞いを動画にしたものも多く出ています。
似通った形式や内容の動画、芸術作品、建築物、流行品など゛は多かれ少なかれ「亜流」が多いのです。
「二流」は模倣ではなく、普及品、劣化品などのことを言います。