「疫病」と「流行り病」の違い・意味と使い方・由来や例文

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疫病は「伝染病の中でも急性であり、全身に症状が現れやすい病気のこと」。

伝染病の一種とも言えますが、急性であることと全身に症状が出る点は大きな特徴と言えます。

そして、多くの人たちがかかりやすい病気です。

流行り病は「伝染によって、世間で流行する病気のこと」。

特定の国、または世界中で流行していると言える伝染病を指しています。

疫病と比べるとややアバウトな意味の言葉です。

「疫病」の意味

疫病とは、伝染病の中でも急性であり、全身に症状が現れやすい病気のことです。

伝染病なので、いろいろな人たちを通じて拡散されやすい病気と言えますが、特に全身に症状が出やすいものを疫病と表現します。

疫病という言葉は多くが聞いたことがあると思われますが、実際に疫病という言葉が日常的に使われることはほとんどないと言えます。

メディアなどが使用することもまずないと言えるでしょう。

「流行り病」の意味

流行り病とは、伝染によって、世間で流行する病気のことです。

伝染によるところは疫病と大差ないと言えますし、世間で流行するという点に関しても疫病とあまり変わらないでしょう。

したがって、疫病との違いを見つけるのは非常に難しいと言えるはずです。

でも、流行り病という言葉は疫病以上にマイナーと言える可能性があると思われます。

「疫病」と「流行り病」の用法や用例

「疫病が流行ったらどうしよう。

全身に症状が出るような怖い病気だから、かかったら非常に大変なんじゃないかと思うんだ。

そういったものが生まれないようにしてほしいけど。」

「流行り病というのが過去にいくつか存在している。

それらは特定の国、または世界全体で流行ったもので、ある程度の猛威を振るったものなのだが。」

疫病と流行り病は区別しづらい言葉

疫病と流行り病に関しては、どちらも伝染によって引き起こされる病気であり、ある程度の地域で流行るものであると評価できます。

したがって、意味はほとんど変わりません。

強いて言うならば、疫病の方が言葉としてはやや有名と言えるでしょう。

でも、疫病もそこまで頻繁に見聞きするものではないため、馴染みは感じづらいと言えますが。

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