「木っ端微塵」と「落花微塵」の違い・意味と使い方・由来や例文

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木っ端微塵は「元々のものの原形が分からなくなるまで細かく砕けること」。

それが何であったか判別不可能になるほどまでに粉々な状態になっているケースで使います。

爆発などがあったシーンなどが顕著です。

落花微塵は「花が散ること、ものが細かい塵のように粉々な状態になること」。

前者の意味に関しては特有ですが、後者に関しては木っ端微塵とかなり近い状況であると評価できるでしょう。

「木っ端微塵」の意味

木っ端微塵とは、元々のものの原形が分からなくなるまで細かく砕けることです。

何らかの原因により、あるものがその原型をとどめない形で砕けてしまうような状況を指しています。

たいていは何らかの爆発があった際に使われることが多いです。

事故や事件などでよく耳にする言葉であり、たまに見聞きすることがあると言えるでしょう。

「落花微塵」の意味

落花微塵とは、花が散ること、ものが細かい塵のように粉々な状態になることです。

前者に関しては、木っ端微塵には存在しない意味と言えるでしょう。

落花微塵ならではの意味と評価できるはずです。

しかし、後者については、木っ端微塵と同じような意味と言えるので、ほぼ同様のシーンで使うことが可能と言える言葉になります。

「木っ端微塵」と「落花微塵」の用法や用例

「ビルの解体の映像などを見ると、すごい迫力があるよな。

ダイナマイトなどを使うケースもあるみたいで、そういったときにかなりの爆発で、まさに建物が木っ端微塵になるんだよ。」

「強い風が吹くと気に咲いている花が散ってしまうが、その姿もまた美しいものだな。

花の場合には落花微塵となる状況に関しても悪くないと言えるだろう。」

木っ端微塵と落花微塵は同じ意味として使うことができる

木っ端微塵と落花微塵については、どちらも元の姿が分からないほどに粉々になるという意味があります。

だから、両者は同じようなシーンで使っていくことが可能と言えるのです。

ただ、落花微塵については花が散るという意味でも使うことができるため、全く別の場面でも使用できますから、そこはあらかじめ理解しておきましょう。

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