「潜水」と「水没」の違い・意味と使い方・由来や例文

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潜水は「水の中に潜っている状況のこと」。

自然と水の中に入り込んだというよりは、意図的に入り込んだと言えるシーンで使っていく言葉です。

潜水艦などの言葉が有名です。

水没は「水の中に沈んでしまっている状況のこと」。

水没に関しては、意図してそういった状況となったわけではなく、偶然にそうなってしまったというニュアンスで使っていくことが多いと言えそうです。

「潜水」の意味

潜水とは、水の中に潜っている状況のことです。

水の中に潜っているというのは、基本的には意図して行っていることがほとんどです。

何らかの目的のために水の中に身を潜めている、そういうシーンで使っていきます。

人間に対して使うこともできますけど、それ以外の存在に対しても使うことができるので覚えておいた方がいいと思われます。

「水没」の意味

水没とは、水の中に沈んでしまっている状況のことです。

特定のものが水の中にある、沈んでいるケースで使いますけど、これは意図してそうなったのではなく、意図しないでそうなってしまったケースで使っていきます。

たいていはなんらかのものが水の中に沈んでしまってもう使えない、機能が停止しているなどの意味で使用することになるでしょう。

「潜水」と「水没」の用法や用例

「潜水艦の中で過ごすということは、水の中で過ごすということだ。

ただ、実際に潜水艦に乗ってみると、そういう感覚はないかもしれない。

水の中に入っている雰囲気を感じさせないと思うんだ。」

「携帯電話が水没してしまって使えなくなってしまった。

トイレをするときに、便器の中に落としてしまったんだよ。

本当にやってしまったという感じだ。」

潜水と水没は光景自体は似ている

潜水と水没はともに何かが水の中に入っている状況を表しています。

ただ、潜水は意図して水の中に入っている状況であるのに対して、水没は意図しないで水の中に入ってい待った状況を指しているのです。

光景としては似ているものの、水の中に入るまでの経緯については違いがあるので、そこで区別をしていくことができるでしょう。

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