「ハグ」と「抱擁」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ハグは「主に挨拶などを目的として、相手を抱きしめること」。

抱きしめるといっても、ほぼ形だけであり、身体はそこまで接触しないことが多いです。

あくまでも挨拶の一環として行われます。

抱擁は「愛情を持って相手に抱き付くこと」。

お互いに抱き合うような状況となりますが、基本的には愛情の有無が重要であり、一般的には恋人や夫婦などで行われることが多いと言えるはずです。

「ハグ」の意味

ハグとは、主に挨拶などを目的として、相手を抱きしめることです。

挨拶の一環として行われる行為であるため、特別な感情などは存在していません。

無意識のうちにやっている行為であり、実際にハグの習慣が根付いている国においては、多くの人たちが日常的にやっていると評価できます。

日本人にとっては珍しい光景に見えるでしょうけど。

「抱擁」の意味

抱擁とは、愛情を持って相手に抱き付くことです。

行為そのものはハグとあまり変わりませんが、目的が異なっています。

抱擁の場合、抱き付く相手に対して特別な感情を持っているケースがほとんどであり、それは基本的に愛情に該当します。

だから、抱擁は限られた相手にしかしないと言え、滅多に見ることができない状況と言えるのです。

「ハグ」と「抱擁」の用法や用例

「欧米とかだと、挨拶の際にハグをすることがよくあるけど、ああいう光景は日本人にとっては馴染みがないよな。

普通に会釈する程度がちょうどいいと感じられてくるんだよ。」

「遠距離恋愛だと、たまにしか恋人に会えなくて辛いよ。

だからこそ、久しぶりに再会したときに、思いっきり抱擁をしてしまうわけだが。

無意識にそういう気持ちになるんだよな。」

ハグと抱擁は目的が異なる

ハグと抱擁に関しては、どちらも抱き合う行為と言える状況を表しています。

しかし、ハグは不特定多数と行うものであり、挨拶が主な目的です。

しかし、抱擁は特定の相手としか行わないものであり、愛情の表現を目的としています。

だから、両者は割と大きな違いを持っているので、そこに関して特に覚えておくといいと言えます。

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