しろいしは「宮城県仙南地区にある市のこと。」
「白石市」と言い換えると分かりやすい。
くろいしは「青森県中央部にある市のこと」。
「黒石市」と言い換えると分かりやすい。
「しろいし」と「くろいし」は共に東北地方の市となっていること、同じく「石」の付く名前であること、色が白と黒と対象的なことなどで似通っていると言えます。
「しろいし」は「白石市」のこと
「しろいし・しらいし」と言う名前は全国にありますが、宮城県の「白石市」が最も有名です。
江戸時代を通して伊達氏の側近・片倉氏の居城であった白石城が残っています。
蔵王山の東の麓に位置し、人口3万人ほどで仙南地区の中核都市となっています。
名物の白石温麺(うーめん)や弥治郎こけしなどがあり、小原温泉や鎌崎温泉などの入り口になります。
「くろいし」は青森の「黒石市」のこと
「くろいし」は「黒石市」で、青森県の中央部にある都市です。
名前の由来はアイヌ語の蝦夷が住む土地の意味で「くじし・くにす」などから変化したものと言われています。
また、十和田八幡平国立公園の入り口となります。
名前が似ている「しろいし」とは関係はありませんが、「しろ・くろ」「石」と言う似通った言葉なので興味を引きます。
「しろいし」と「くろいし」の語源
「しろいし」は一説ではアイヌ語に由来していると言われ、「シュラウシ」と言う「石の多い場所」を意味した言葉になります。
全国の「白石」と言う地名は「しらいし」と読む場合が多くなっています。
「しろ」は「代・城」などに通じる言葉にもなります。
「くろいし」もアイヌ語由来の説があり、「蝦夷が住む土地」の意味で「くじし・くにす」などの言葉が変化したと言われています。
「しろいし」と「くろいし」とは
「しろいし」は宮城県にある市のこと、「くろいし」は青森県にある市のことです。
どちらにも石が使われ、白と黒と言う対照的な色も使われているのです。
名前の由来は共にアイヌ語と言われる説が存在します。
「しろいし」は「蝦夷の住む場所」、「くろいし」は「石の多い場所」と言う言葉から造られたという説になります。
どちらも東北の都市でも共通しています。