末尾は「物事における終わりの部分のこと」。
いろいろな場面で使うことができますが、文章などの場面で使用することが特に多いです。
文章における最後の部分を末尾と呼ぶことが多いのです。
最後尾は「行列などにおける最後の部分のこと」。
行列など、ある程度の長さで連なっているものにおける1番後ろの地点を指すことが多い言葉と言えるでしょう。
「末尾」の意味
末尾とは、物事における終わりの部分のことです。
最後に関して使う言葉ではありますが、文章において使用することが多いです。
特定の文章の終わりのことを末尾と表現するわけです。
それ以外の場面でも使うことはできますけど、実際使用する機会はあまりないと思われます。
したがって、文章において使用するという部分を覚えておくといいと言えるはずです。
「最後尾」の意味
最後尾とは、行列などにおける最後の部分のことです。
最後を意味するという点に関しては末尾と同じですけど、最後尾は行列など、何らかのものが続いている中で最後を指すときに使います。
したがって、最後尾に関しても使用できる場面はある程度限定されているのです。
末尾と区別することはしやすいので、その点に関して覚えておきましょう。
「末尾」と「最後尾」の用法や用例
「論文を書くときには、末尾に参考にした文献などを載せておくといい。
誰だって、何らかのものを参考にすることになるだろう。
いろいろなものを参考にすることで、よりいい論文に仕上がるのだ。」
「初売りだから、やっぱり混むよな。
開店前からこれだけの行列ができてるよ。
最後尾が相当後ろだな。
これは実際に入店できるまでにかなり時間がかかりそうだ。」
末尾と最後尾は使用する場面に違いがある
末尾と最後尾はともに最後を意味する言葉と言えますが、それぞれは実際に使用する場面に違いがあると言えます。
末尾は主に文章において使用しますが、最後尾は行列などの続いているものに関して使用するのです。
だから、意味は似ているように見えて若干違いがあると言えますし、区別できるポイントがあるので、そこは覚えておきましょう。