「巻き戻し」と「後戻り」の違い・意味と使い方・由来や例文

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巻き戻しは「カセットテープやビデオテープなどにおいて、前の時間まで戻すこと」。

こういったものに関して、より前の時間から聴く、見るといったときによく使う言葉です。

しかし、現代ではこういったものは姿を消しつつあるため、巻き戻しという言葉もどんどん使われなくなってきています。

後戻りは「元いた場所に引き返すこと」。

今まで通ってきた道などをもう1度辿って、過去にいた場所まで戻るようなシーンで使います。

「巻き戻し」の意味

巻き戻しとは、カセットテープやビデオテープなどにおいて、前の時間まで戻すことです。

こういったものを使うシーンで使用する言葉になりますが、現代ではこれらは徐々に使われなくなってきており、巻き戻しという表現を見聞きする機会もそれだけ減少してきていると言えます。

したがって、若い人たちにとっては馴染みがない言葉かもしれません。

「後戻り」の意味

後戻りとは、元いた場所に引き返すことです。

何らかの理由により、進んできた道を引き返して、もとの場所まで戻るようなときに使っていきます。

ただ、それをしたいのにできないというケースでも使うことがあると言えます。

後戻りに関しては、誰もが使用する可能性がある言葉です。

年代などに関係なく使う機会があると言えるでしょう。

「巻き戻し」と「後戻り」の用法や用例

「昔はビデオテープなどを使っていたが、巻き戻しをするのが面倒だったな。

今はDVDとかがあるが、一瞬で最初に戻すことができる。

便利な時代になったもんだよ。」

「人生というのは後戻りができないものだ。

あのときに戻りたいと思っても、それは叶わない。

したがって、常に後悔しない選択をしていく必要があるのだろう。」

巻き戻しと後戻りは使用する場面が違う

巻き戻しは主にビデオテープやカセットテープの中身を時間的に前に戻すことです。

後戻りはもといた場所に戻ることですが、時間など元に戻すことが不可能なケースでも使います。

両者は時間という点では共通しているものの、使用する場面に関しては大きな違いがあるのです。

そして、巻き戻しについては現代ではあまり使われない言葉です。

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