「云々」と「しかじか」の違い・意味と使い方・由来や例文

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云々は「省略する言葉のこと」「以下略」と言い換えると分かりやすい。

しかじかは「物事の経緯のこと」。

「経緯」と言い換えると分かりやすい。

「云々」は「うんぬん」と読み、話を全部最後まで言わずに途中で残りを省略する場合に使う言葉になります。

「しかじか」は「かくかくしかじか」と使い、物事の「経緯」のことを言います。

漢字でも「云々」と書きます。

「云々」はとやかく言うこと

「云々」は「云」と言う字が重なっている言葉です。

「云」は次々と言う言葉を「立ち上る雲」に例えた漢字です。

「云々はとやかく批判すること」「云々はいろいろと憶測をすること」「あの人には云々されたくない」「以下云々は以下省略のこと」「云々はくどくどと言うこと」などと使います。

「云」と言う言葉は「云う(いう)」とも使います。

「しかじか」は経緯のこと

「しかじか」も「云々」と書き、「言葉で経緯を述べること」「内容を端折ること」などになります。

「これこれしかじか」とも使い、「説明」をする時に使われます。

「しかじかの事情で大会が延期になりましたことはご存じですね」「とにかく、しかじかの事情で失敗し、ご期待に沿えませんでした、詳しいことは後ほどお話致します」などと使います。

「云々(うんぬん)」も「しかじか」も云々と書く

「うんぬん」も「しかじか」も「云々」と表記します。

どちらも言葉を続けて「云う」と言う意味になります。

「この件についてはしかじかと彼に話して置きました」「この件を云々することはもう止めにした」「この件について云々されることは耐えられない」「この件で人から云々されることは嫌だ」「ということです。

云々」などと使います。

「云々」と「しかじか」とは

「云々」は「雲」から採られた言葉で、「言葉を続けて云うこと」が「雲が立ち上る」様子に似ていることから、と言われています。

「云々」はいろいろと説明をしなければならないことを省略する時に使います。

またある事柄を「とやかく言うこと」「いろいろと憶測すること」なども言います。

「しかじか」も「云々」と書き、「説明すること」「経緯を述べること」などの意味になります。

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