「鼻につく」と「虫唾が走る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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鼻につくは「鬱陶しい感じがする、どうも気に入らないと感じること」。

基本的には対象に対して、何らかの嫌悪感を覚えているような状況で使っていく言葉と言えるでしょう。

虫唾が走るは「胸がむかむかするほどに不快を感じること」。

こちらも対象に対して嫌悪感を覚えるシーンで使っていく言葉と言えるので、そういった部分を覚えておくと良いでしょう。

「鼻につく」の意味

鼻につくとは、鬱陶しい感じがする、どうも気に入らないと感じることです。

特定の人間の言動などに対して使います。

感情的に嫌悪感を覚えたようなシーンで使うので、その原因となった人物が悪いと言えるかは別です。

身勝手な理由で勝手に嫌悪感を覚えているケースもありますから。

だから、鼻につくという言葉は、そういう部分を知っておく必要があります。

「虫唾が走る」の意味

虫唾が走るとは、胸がむかむかするほどに不快を感じることです。

不快感を覚えるようなシーンで使っていくので、鼻につくと意味はそれほど変わりません。

そして、こちらに関しても、身勝手な理由でそのように感じているケースが普通にありえますから、その原因を作った人間が悪いとは一概に言えないので、そこは覚えておきましょう。

「鼻につく」と「虫唾が走る」の用法や用例

「あの新入社員は、入ったばかりなのに非常に有能な面を見せるな。

先輩である俺たちよりも仕事ができる感じだし、どうも鼻につく存在だと言えるだろう。」

「あいつは本当にモテるよ。

モテない俺たちと比較すると、その差は歴然といった感じだ。

そういう状況を見ると、どうしてもあいつに関しては虫唾が走るような気分になってしまう。」

鼻につくと虫唾が走るは基本的に同じ意味

鼻につくと虫唾が走るは基本的には同じ意味の言葉です。

特定の人間の言動などに対して不快感を覚える、気に入らない気分になるという意味で使っていきます。

したがって、両者を区別することは非常に難しいと言えるのです。

また、両者はともに自分たちの都合によって、そういう感情を抱いているケースがあるので、そこは注意点と言えます。

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