「歩道」と「人道」の違い・意味と使い方・由来や例文

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歩道は「歩行者が歩くために整備された道路のこと」。

車道と区別するための言葉であり、通常は歩行者のみが通ることができるスペースです。

ただ、実際は自転車なども通っていることが多いです。

人道は「人が意識すべき人生における道のこと、歩行者が通るための道のこと」。

後者は歩道と同じ意味ですが、前者は人道ならではの意味と評価できます。

「歩道」の意味

歩道とは、歩行者が歩くために整備された道路のことです。

一般的に使用される言葉であり、誰もが馴染みを感じられる存在と言えるでしょう。

歩道は日常的に利用しているため、いちいち言葉にすることはほとんどないとは思われるものの、かなり身近な存在であるため、歩道に関して意識しながら生活をするのもいいかもしれません。

「人道」の意味

人道とは、人が意識すべき人生における道のこと、歩行者が通るための道のことです。

後者の意味は歩道とあまり変わりませんが、前者の意味に関しては人道ならではの部分と言えるはずです。

人道に関してはほとんど前者の意味で使われ、人として通るべき道、歩みべき道といったケースが大半であるため、そこは知っておくといいでしょう。

「歩道」と「人道」の用法や用例

「この歩道はちょっと危ないよね。

大分狭いし、ガードレールもないから、車道を走っている車と接触する可能性がある。

気を付けながら歩かないといけないだろう。」

「人道というのは、人として歩むべき道という意味だが、ある種常識によって決められている面がある。

つまり、非常識な生き方をすると、それだけで人道に外れると評価される可能性があるんだ。」

歩道と人道は違う意味で使用されやすい

歩道と人道はどちらも歩行者が歩くための道という意味がありますけど、人道については人として歩むべき道という意味で使われることが多く、人生における生き方を示した言葉としての役割が大半です。

したがって、歩道と人道は同じ意味で使うこともできますが、実際は異なった意味で使われることが多いという点は頭に入れておきましょう。

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