「べったり」と「べっとり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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べったりは「くっついていて一向に離れようとしないこと」。

ものに対して使用することもできますけど、人間に対しても使用することができます。

幅広く多くのシーンで使うことができる言葉なのです。

べっとりは「粘り気のあるものが付着している状況のこと」。

粘り気があるので、簡単に取り除くことができません。

したがって、非常に厄介な状況と評価できます。

「べったり」の意味

べったりとは、くっついていて一向に離れようとしないことです。

ものにも人にも使用することができる点が特徴です。

人に対して使用するときには、特定の人が別の人に対して好意などを抱いているという意味で使われることが多いと言えるでしょう。

べったりに関してはものだけではなく、人に対して使える点が特徴と評価できます。

「べっとり」の意味

べっとりとは、粘り気のあるものが付着している状況のことです。

粘り気のあるものが何らかのものにくっついている、しかも容易に取り除くことができない、そういった場面で使っていきます。

したがって、べっとりを使用する場面というのは、少なからず嫌悪感を抱くようなケースであると評価でき、そこはポイントになるでしょう。

「べったり」と「べっとり」の用法や用例

「あの子供は祖父母に常にべったりとくっついているね。

よほど好きなのかね。

両親が共働きで、祖父母がよく面倒を見てきたからっていうのもあるのかもしれないけど。」

「さっき気が付いたんだが、靴にガムがべっとりとくっついていたんだ。

知らない間にこんなことになっているとはショックだよ。

早く取れてほしいけど、難しいかな。」

べったりとべっとりは対象にできるものが違う

べったりとべっとりについては、意味は似ている面があるものの、対象にできるものが異なっています。

べったりはものと人の両方に使用できますけど、べっとりは基本的にはものに対してのみ使っていくので、そこで違いが存在しているのです。

微妙な違いではあるものの、両者を区別する点としてきちんと覚えておくようにしましょう。

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