自立は「自分以外の人間の助けを一切必要としないで、物事を成し遂げる状況のこと」。
自立という言葉はこういった意味で使用されますが、何者の力も借りないというケースは現実ではあまり考えづらいです。
介立は「他の人間の力を当てにせず、自分の力だけで物事を成し遂げようとする状況のこと」。
他人を頼らないという意味では自立と似ていますが、介立はかなりマイナーな表現です。
「自立」の意味
自立とは、自分以外の人間の助けを一切必要としないで、物事を成し遂げる状況のことです。
こういった意味で使われる言葉ですが、誰の助けも借りないで物事を成し遂げるというのは、厳密な意味で言えば不可能に近く、自立しているという表現は実際には使われるものの、そういう存在はほぼいないという見方も可能でしょう。
つまり、本来の意味と実際に使われている意味はやや違う状況です。
「介立」の意味
介立とは、他の人間の力を当てにせず、自分の力だけで物事を成し遂げようとする状況のことです。
したがって、意味は自立と大して変わりません。
同じ場面で使用することができます。
しかし、この介立も現実的にはあまり当てはまる言葉ではないでしょう。
また、自立と比べるとややマイナーな表現であると言えるため、使用される機会はほとんどないと言える可能性があります。
「自立」と「介立」の用法や用例
「親から自立して、一人暮らしをするのが当然と思われている状況では、大卒後も実家で暮らしている人たちは肩身が狭い思いをしているのかと思いきや、俺の友達はそんな雰囲気では全くなかったな。」
「介立をして、誰も当てにしないで物事を達成するような状況があれば、それは素晴らしいことかもしれない。
しかし、誰の力も一切借りずにそれが可能なのだろうか。」
自立と介立は意味は同じ
自立と介立については、意味としては特に変わりません。
他人の力に頼らないで、何らかの物事を達成するケースで使います。
しかし、実際は他人の力が関係していると指摘できるようなケースでもこれらの言葉は使われる傾向にあるので、そこは注意です。
また、自立と比べて介立はどうしてもマイナーであるため、あまり見聞きしないと言えます。