「供養」と「弔い」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

供養は「死者にお供えをして霊を慰めること。」

「お供え」と言い換えると分かりやすい。

弔いは「葬式などのこと、お悔みを言うこと」。

「お悔み」と言い換えると分かりやすい。

「供養」も「弔い」もどちらも支社の霊を鎮め慰める行為を言います。

ですから、葬式や墓参り、お悔みの言葉、お供えなどの行為はすべて、死者に対するものになります。

「供養」はお供えのこと

「供養」は死者へお供えをして、お参りをし、死者のことを偲びながら祈りを捧げることです。

お線香や切り花、果物やお菓子などを墓前に置き手を合わせるのです。

「永代供養のため、まとめてお金を払った」「水子供養はしなければならない」「針供養と言うものもある」」「焚き上げで人形供養をした」「供養塔を建立した」などと使います。

「弔い」は葬式などのこと

「弔い」は「とぶらい」とも言い葬式を出すことです。

死者の霊が迷わずあの世に行かれるようにする儀式として葬式を行います。

葬式に行くことを「弔問」、送る言葉を「弔辞」と言います。

選挙では「弔い合戦」などと言う言い方もします。

遺族には「弔いの言葉・お悔みの言葉」を言います。

他には「弔電」「慶弔」などがあります。

「弔」の語源は「弓と人」の合成とされ、転じて「弔う」意味になったものです。

「供養」も「弔い」も同じこと

「供養」も「弔い」もすべて死者や遺族へのものになるのです。

「供養」は大事にしていたものやお世話になったものなどに対しても行なわれることがあります。

例えば「針供養」「箸供養」「人形供養」「靴供養」などがあります。

葬式を出すことは俗な言い方で「弔いをする」「弔ってあげた」「念入りに弔う」などと言います。

「供養」と「弔い」とは

「供養」は死者の霊を慰めるためにお供えやお線香をあげること、墓参りをすることです。

墓前に供物を捧げることも言います。

死者の供養ばかりでなく、大切にしていたものやお世話になった物に対しても行われることがあります。

「弔い」も死者の霊を慰める行為を言います。

葬式や一周忌などの法要などのことを言い、葬式を出すことの俗な言い方にもなります。

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