通りすがりは「たまたまそこを通っただけのこと」。
たいていは人間に対して使用し、たまたまそこを通っただけの人に対して使っていくことが多いです。
また、多くの場合で自分で名乗ることになります。
通りがかりは「たまたまそこを通っただけのこと」。
つまり、通りすがりと意味は全く一緒です。
したがって、区別はできません。
ただ、通りがかりという表現はあまりメジャーではなく、使われる機会は多くありません。
「通りすがり」の意味
通りすがりとは、たまたまそこを通っただけのことです。
たまたまそこを通った人に対して使う言葉であり、自分に対して使用することが多いと言えます。
自分は通りすがりなので、詳しい事情は知らないといった意味合いで使われる状況が顕著でしょう。
通りすがりという表現はかなり有名であり、誰もが知っていると言える可能性が高いです。
「通りがかり」の意味
通りがかりとは、たまたまそこを通っただけのことです。
したがって、意味としては通りすがりと特に変わりません。
しかし、この通りがかりという表現については、通りすがりと比べたらややマイナーと言えるものでしょう。
そのため、あまり聞いたことがない、使ったことがないという人もいると思われます。
この点は大きな違いと言えるのです。
「通りすがり」と「通りがかり」の用法や用例
「この前、自動車事故の現場に偶然遭遇したんだが、事故が起きた後にたまたまやってきただけで、通りすがりの状況だったから、何がどうなったのかさっぱり分からなかったよ。」
「この前通りがかりの人に道を尋ねたら、非常に丁寧に教えてくれた。
私はこの辺に詳しくないけど、この人はかなり詳しいと言える人なんだろうね。」
通りすがりと通りがかりは使用頻度に大きな違いがある
通りすがりと通りがかりは意味は全く同じです。
たまたまそこを通ったという意味で使われ、いろいろなシーンで使用できるでしょう。
しかし、通りすがりはそこそこ有名な表現ですけど、通りがかりに関しては馴染みを感じられない人も多いはずです。
つまり、通りすがりはたまに使うとしても、通りがかりはあまり使わないはずなので、そこは覚えておきましょう。