「ガチガチ」と「カチコチ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ガチガチは「ものの性質などが非常に硬くなっている状況のこと」。

元から硬いとは限りませんが、少なくとも現状においては非常に硬さが感じられるようなシーンで使っていくと言えるでしょう。

カチコチは「極度の緊張によって、硬くなっている状況のこと」。

同じく硬い状況に対して使用していきますけど、こちらは物理的な硬さではなくて、精神的な部分について表しています。

「ガチガチ」の意味

ガチガチとは、ものの性質などが非常に硬くなっている状況のことです。

硬くなっているという状況ではあるものの、特定のシーンだけという可能性もあります。

常にそのような状態になっていないとしても使用できるのです。

また、ものだけではなく人間の態度などに対しても使用できるので、使える場面はそれなりに多いでしょう。

「カチコチ」の意味

カチコチとは、極度の緊張によって、硬くなっている状況のことです。

緊張によって硬くなっているので、こちらはものではなく人間の精神面に対して使用していく言葉と言えるでしょう。

ガチガチと意味は多少似ているものの、全く同じ場面で使用するわけではないので、そこに関しては知っておく必要がある言葉と評価できるのです。

「ガチガチ」と「カチコチ」の用法や用例

「これだけ寒いと、いろいろなものが凍ってしまいそうだな。

実際、さっきスーパーで買った水がガチガチに凍り始めているからな。

さすがにここまで気温が低い状況だと、そうなるよね。」

「あの人はこれから控えるプレゼンテーションを目の前にして、カチコチの状態になっているよ。

あれだけ緊張していると、少なからず失敗するんじゃないかと思えるんだが。」

ガチガチとカチコチは使う対象が異なる

ガチガチとカチコチは意味は似ているとしても、使っていく対象の面に違いを見出せます。

ガチガチはもの人間に対して使用できる面もあるものの、ものに対して使っていくことが多いです。

しかし、カチコチは緊張をしている状況で使用するため、人間に使うのが一般的とされています。

したがって、両者はこの部分で見分けることがしやすいのです。

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