「しなしな」と「しわしわ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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しなしなは「弱弱しくたるんでいる状況のこと」。

見た目において弱弱しさが感じられるようなケースで使っていきます。

一般的には水分がほとんど消えてしまって、しおれているように見える状況で使用することが多いでしょう。

しわしわは「しわが多く見られる状況のこと」。

人間の肌などに対して使われることがありますが、それ以外でも使用できます。

しわがいくつも見られるような状況でないといけない点が重要です。

「しなしな」の意味

しなしなとは、弱弱しくたるんでいる状況のことです。

弱弱しさが感じられて、たるんでいる部分が見られるようなシーンで使っていきます。

したがって、しなしなと言える状況に関しては、植物などが代表と言えるでしょう。

水分がほとんどないような、枯れている、しおれていると感じられるような光景に対して使うことが多いです。

「しわしわ」の意味

しわしわとは、しわが多く見られる状況のことです。

しわがそれなりに多く存在しているようなシーンで使っていきます。

したがって、人間の肌に対して使うことが多いものの、それ以外でも同様の状況があれば使用できるのです。

しわが多くできてしまうような光景はそれなりにあるはずなので、意外と使う場面が存在するでしょう。

「しなしな」と「しわしわ」の用法や用例

「植物というのは、しばらく水をあげないとすぐにしなしなになってしまうな。

人間と同じで水分を摂って生きるということなのだろう。

こまめにちゃんと水を与えないといけない。」

「この前財布をズボンに入れたまま洗濯してしまった。

そしたら、財布の中のお札がしわしわになってしまったよ。

まだ使えるはずだけど、これからは気を付けないといけない。」

しなしなとしわしわはどちらも張りがない状態

しなしなとしわしわは細かい部分では違いがありますけど、似ている部分も存在しています。

それは両方とも張りが感じられない点です。

弱弱しさをともに感じられる状況であるため、張りがなくて脆そうな印象を受ける可能性が高いです。

そういった部分では共通点があるのです。

どちらかと言えば、しわしわの方が日常生活では使用する頻度が高いと思います。

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