「支離滅裂」と「滅茶苦茶」の違い・意味と使い方・由来や例文

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支離滅裂は「筋道が立っておらず、訳が分からない状態のこと」。

何らかの主張をするようなシーンで使っていくことが多い言葉です。

特定の主張に対して、使用される傾向にあります。

滅茶苦茶は「筋道が立たないこと、どうにもならないほどに壊れていること」。

前者に関しては、支離滅裂と同じ意味になります。

でも、後者の意味でも使用するので、こちらも覚えておきましょう。

「支離滅裂」の意味

支離滅裂とは、筋道が立っておらず、訳が分からない状態のことです。

何らかの主張をしているときに使われることが多い言葉です。

言っていることに関して、筋が通っておらず、意味が分からないといったケースで使用していきます。

つまり、相手の意見などをおかしいと批判するときに使われることが特に多い言葉と言えるわけです。

「滅茶苦茶」の意味

滅茶苦茶とは、筋道が立たないこと、どうにもならないほどに壊れていることです。

筋道が立たないという意味なので、この部分については支離滅裂と同じような評価ができます。

しかし、それとは別に激しく壊れているといった意味でも使用することが普通にあるので、こちらの意味に関しても覚えておく必要があると言えるでしょう。

「支離滅裂」と「滅茶苦茶」の用法や用例

「あの人の言うことはいつも支離滅裂でよく分からない。

筋が通っていないことを平気で主張するから、会話にならないような、そんな状況ばかりなんだよね。」

「戦争というのは街を壊す結果となるため、その後の惨状は見るに堪えないだろうな。

恐らく滅茶苦茶とも言える状況だったのだろうし、本当に戦争は恐ろしい出来事だと思うよ。」

支離滅裂と滅茶苦茶はどちらも筋が通っていない状況

支離滅裂と滅茶苦茶はともに何らかの主張に関して、筋が通っていないと感じられるシーンで使っていきます。

そういう意味では、両者の意味はかなり似ています。

でも、滅茶苦茶に関しては、どうにもならないほどに壊れているという意味でも使用することがあるため、そこに関しても別途覚えておく必要があるので、知っておきましょう。

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