「犬」と「戌」の違い・意味と使い方・由来や例文

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犬は「哺乳類の小動物のこと」。

「ダックスフンド」と言い換えると分かりやすい。

戌は「草木が枯れること、十二支の11番目の項目の犬のこと」。

「犬」と言い換えると分かりやすい。

犬は人間とともに縄文の昔からいる動物で、番犬や牧羊犬、警察犬、犬橇などに使いますが多くはペットとして飼育されています。

「戌」は十二支の最後の方に出てきます。

「植物の成長も終わりに近づき、枯れる段階」になっています。

「犬」はペット

「犬」はペットとして多くの家庭で飼育されていて、家族同様に愛護されています。

時代により、飼育される犬種も変遷してきました。

犬は嗅覚や動態視力に優れていますし、ネコと違い人に良くなつき訓練すれば命令も守ります。

知能もあり、人の言葉をある程度理解しています。

例えば「お風呂・病院」などは嫌いな言葉で、「ごはん・散歩」は大好きな言葉になります。

「戌」は十二支の項目

「戌」は十二支の11番目に出て来る項目で、植物の成長過程の終盤を表す言葉になります。

「植物が枯れること」を意味しています。

後で分かり易いように動物にしたということですから、直接の関係はないことになります。

しかし、他の干支と動物との関係と同様に「戌=犬」となって定着しているので問題はありません。

「戌年」になれば「犬」が活躍すれば良いのです。

「犬」と「戌」のエピソード

五代徳川綱吉に跡継ぎがいないことは、「前世に動物をいじめたためで跡継ぎが欲しければ動物を大切にすれば良い」と言う僧侶の進言を鵜呑みにして、「生類憐れみの令」を作ったことは有名な話です。

特に、綱吉が「戌年」生まれであったことも関係していると言われます。

「犬公方」と言われた将軍も死ぬと、行き過ぎたお触れの大半は取りやめとなったのです。

「犬」と「戌」とは

「犬」は人間とともに生きて来た小動物のことです。

多くは人のペットとして生活をしています。

嗅覚に特に優れた特性を生かして、警察犬や麻薬取締犬などになっていますし、盲導犬にもなっています。

又、牧羊犬や犬橇にも使われます。

「戌」は十二支の11番目の項目で、「草木が枯れること」を意味します。

「犬」が「戌」に充てられたことで「戌= 犬」となりました。

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