「色目を使う」と「流し目を使う」の違い・意味と使い方・由来や例文

色目を使うは「女性が男性に気に入られるようにと、気を引くような仕草などをすること」。

特定の男性を惹きつけることができるような態度をわざととっていくようなシーンで使用することが多いと言えます。

流し目を使うは「異性の関心を引くために媚びること」。

異性であればいいので、男女ともに使うことができる言葉です。

意味は色目を使うとほぼ同じと評価できる状況でしょう。

「色目を使う」の意味

色目を使うとは、女性が男性に気に入られるようにと、気を引くような仕草などをすることです。

基本的には女性がやる行為という認識であり、男性に対して使うことはできません。

こういった行為は日常的に行われる可能性がありますが、色目を使うという言い方をするケースはそこまで多くないと言えので、馴染みを感じる人は少ないでしょう。

流し目を使うとは、異性の関心を引くために媚びることです。

意味としては色目を使うに似ていますが、これは男女どちらに対しても使用することができるので、そこが特徴と評価できます。

流し目を使うについても、そんなに頻繁に使用する表現とは言い難いので、馴染みを感じられる人は多くないでしょうし、見聞きする機会はあまりないと思われます。

「色目を使うような女性は、同性からすればあざといと思われて、嫌悪される可能性がある。

女性同士でもそういう争いが存在するということなのだろう。」

「自分に対して流し目を使うような異性がいれば、自分に気があるのかなと思えてくるよな。

実際はどうかは分からないけど、ちょっとは期待できるような部分があるのは確かだと思う。」

色目を使うと流し目を使うはともに他人に対して、関心を引くような行為をするという意味の言葉です。

だから、意味に関してはそこまで大きな違いがありません。

しかし、色目を使うは女性がする行為に対して使いますが、流し目を使うは男女どちらに対しても使用できるので、そういった部分で違いがあり、全く同じではない点は覚えておきましょう。