「帳消し」と「埋め合わせ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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帳消しは「差し引きで、功罪や損得に関する負い目がなくなること」。

何かの行動により、特定の人物に対して感じていた負い目がなくなるケースで使っていくと言えるでしょう。

埋め合わせは「損失と言える部分に関して、他のもので補うこと」。

割と日常的に使われる言葉であるので、実際に使用したことがある人は多いのではないか?と思われます。

「帳消し」の意味

帳消しとは、差し引きで、功罪や損得に関する負い目がなくなることです。

何かをきっかけにして、特定の人に対して抱いていた負い目が消える状況を指しています。

何かしらの借りがあった状態において、その借りを返したと言えるシーンで特に使っていくのです。

だから、負い目が消えて気分がスッキリと言えるようなケースで使用すると良いでしょう。

「埋め合わせ」の意味

埋め合わせとは、損失と言える部分に関して、他のもので補うことです。

何かしらの損失を出してしまったときに、その損失に見合った何かを提供する、または行動をすることで、損失を補填する意味合いがあります。

ある意味負い目を消すためにやる行為とも言えますから、帳消しに近い意味を持っていると言えるでしょう。

割と日常においても使う言葉です。

「帳消し」と「埋め合わせ」の用法や用例

「ようやく友達から借りていた借金を全額返すことができた。

これで帳消しといったところか。

今まで借金をしてたがゆえに発生していた負い目もこれでやっと消えたと言えるわけだな。」

「友達と約束をしていたのだが、急に用事ができて行けなくなってしまった。

非常に申し訳ない思いでいっぱいだから、今度何かの形で埋め合わせをしていこうと思う。」

帳消しと埋め合わせは何かしらの問題をチャラにする行為

帳消しと埋め合わせは自分が原因で発生した問題をチャラにするといった意味合いがあります。

したがって、両者は微妙に意味は異なっていますけど、同じような使い方ができるのです。

帳消しも埋め合わせも日常生活の中で使う可能性がある言葉ではありますけど、どちらかと言えば、埋め合わせの方が使用頻度は高いかもしれません。

些細なケースでも使えますから。

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