「共済組合」と「互助会」の違い・意味と使い方・由来や例文

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共済組合は「公務員専用の健康保険のこと」。

「健康保険」と言い換えると分かりやすい。

互助会は「会費により葬式費用などの助け合いをすること」。

「助け合い組織」と言い換えると分かりやすい。

共済組合は健康保険制度の一つで、公務員向けのものです。

国民は全員何等かの保険に入ることになります。

ほかに、勤労者の健康保険、高齢者の医療制度、国民健康保険があります。

「互助会」は葬式費用負担の軽減のためにあります。

「共済組合」は公務員専用保険

「共済保険」は公務員なら本人と扶養家族が加入出来ます。

公務員のための健康保険ですから、他の保険と同じように医療補助がいろいろと受けられるのです。

医療機関に掛った時、薬を貰った時、入院した時、けがや亡くなった場合、また高額医療を受けた場合などに補助がなされます。

毎月所得に応じた保険料を納めるのです。

扶養家族は保険料が掛らないのは他の制度に無いことです。

「互助会」は葬式費用の助け合いのこと

「互助会」は誰でも加入が出来ます。

葬式費用の一部を積み立てることで受け取ることが出来ますが、全額ではないので注意が必要です。

認可を受けた互助会は全国に200社ほどあります。

葬式は平均でも100万円以上かかるものですが、最近は家族葬が増え葬式に費用を掛けないこともあり、脱退が増えています。

手続きの煩雑さと手数料がかかること、掛け金は全額戻らないことなどがあります。

「共済組合」と「互助会」は似た仕組み

「共済組合」などの保険制度は保険金と言う掛け金を支払うことで、医療制度を利用出来るもので国からの補助があります。

「互助会」は掛け金を支払うことで、いざと言う場合に葬式費用の一部がもらえるものです。

どちらも、掛け金を支払い、サービスを受けることは同じなのですが、「共済組合」は国の健康保険制度であり、「互助会」は葬式費用の助け合い組織なのです。

「共済組合」と「互助会」とは

「共済組合」は国の保険制度の一つで、公務員が対象の健康保険のことです。

他の健康保険と同様のサービスが受けられます。

しかし、扶養家族に対するものは、他の保険制度より手厚いものがあります。

「互助会」は葬式費用の軽減を目的にした助け合いの組織です。

誰でも加入が出来、脱退も自由です。

しかし、費用の全額は賄えず脱退しても掛け金の一部しか戻りません。

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