貶すは「人のことを悪く言うこと」。
一般的に使われる言葉であり、こういった表現は非常に有名であると言えるため、何度も聞いたことがあるはずです。
謗るは「人のことを非難すること」。
意味は貶すとほぼ変わりませんが、謗るという言い方はあまり一般的ではありません。
日常生活の中ではあまり見聞きしないと評価できるでしょう。
「貶す」の意味
貶すとは、人のことを悪く言うことです。
単純に悪口などを言うときに貶すという表現をよく使っていきます。
したがって、貶すという言い方もそうですけど、貶すにあたる行為についても、割とよく見られる可能性があります。
そこまで珍しい光景ではありません。
同じような意味の言葉がいくつかある中で、特に使われやすい言い方になります。
「謗る」の意味
謗るとは、人のことを非難することです。
何らかの理由で人を非難することがあれば、それは謗るという言い方ができます。
意味としては貶すに近い部分がありますけど、謗るという言い方はあまりされません。
非難するなどの表現の方がメジャーなので、謗るという言葉を実際に聞く機会はかなり限られると評価できると思われます。
「貶す」と「謗る」の用法や用例
「インターネット上は匿名で、相手の顔も見えない状態だから、他人を貶すような発言はかなり見られる。
面と向かって言えないことでもネット上ならば言えてしまうんだろうな。」
「他人を謗るような言い方をすると、言われた方はかなり傷つくだろうな。
したがって、そういう発言をするときには、相手の気持ちに気を付けた方がいいだろう。」
貶すと謗るは相手を否定すること
貶すと謗るに関しては、相手を否定するという意味でどちらも使われます。
したがって、意味に関しては大きくは変わりません。
ただ、貶すよりも謗るの方がより強い口調というか、相手からすれば受けるショックが大きいと感じる可能性があります。
また、謗るという言い方はそれだけマイナーなので、そこは覚えておくと良いです。