「てっきり」と「きっと」の違い・意味と使い方・由来や例文

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てっきりは「そうに違いないと思い込んでいる状況のこと」。

無意識のうちにそうであるはずだと思ってしまっている状況で使いますが、それ自体が間違っていたと発覚したシーンは特に顕著です。

きっとは「恐らくそうなるだろうと思える状況のこと」。

ある程度高い確率で特定の状況が実現すると思えるシーンで使いますが、それが間違っていたかどうかは関係ありません。

「てっきり」の意味

てっきりとは、そうに違いないと思い込んでいる状況のことです。

本人が無意識のうちにそのように考えている状況を指しているので、そういうシーンで使っていきます。

実際はそうに違いないと思っている内容が間違っていたと言える結果になりますけど、そういう結果が判明した状況で使うことも多いので、そこに関しては覚えておきましょう。

「きっと」の意味

きっととは、恐らくそうなるだろうと思える状況のことです。

高い確率で特定の状況が実現するはずだと考えているシーンで使うので、そこは特に覚えておく必要があります。

きっとに関しては、そういう予測が間違っていたケース以外でも使うことが多々あります。

したがって、結果がどうであろうと使うことが可能な言葉であると評価できるでしょう。

「てっきり」と「きっと」の用法や用例

「今日はてっきり晴れだと思っていたけど、まさか雨が降るとは思わなかったな。

こんな形で天気予報が外れることもあるんだな。

完全に信用してはいけないということだろう。」

「これだけ補強したんだから、このチームに関しては、今年はいけるんじゃないか。

優勝は分からないけど、きっと最低でも優勝争いはしてくれるはずだよ。」

てっきりときっとはともに無意識に思い込む状況

てっきりときっとは、ともに特定の状況を無意識に思い込んでいる状況です。

したがって、割と似た面を持っていると評価できます。

しかし、てっきりはその思い込みが間違っていたと言えるケースで使うことが多く、きっとはそのような特徴がないので、それぞれは一応区別をすることはしやすいと言え、そこは特に頭に入れておきましょう。

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