「箱庭」と「坪庭」の違い・意味と使い方・由来や例文

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箱庭は「庭園風景をミニチュア化した模型のこと」「模型」と言い換えると分かりやすい。

坪庭は「建物の一部として作られた明かり取りなどを目的にした小さな庭のこと」。

「明り取り」と言い換えると分かりやすい。

箱庭は模型で自然な感じを出した庭のことです。

坪庭は一坪ということではなく小さな庭という意味でも壁や建物に囲まれた明かり取りのことです。

「箱庭」はミニチュア

「箱庭」は砂や石・岩、樹木、花、草、コケ、池、人、柵、庵、建物などを配したミニチュアの庭のことです。

洋風・純和風など趣味として、自分の工夫で精密で趣向を凝らしたものを作ることが出来ます。

素材は百均でも手に入るもので、手軽に楽しめます。

また、心身症やうつ病・パニック障害などの治療に箱庭づくりが行われています。

「坪庭」は明り取り

「坪庭」は小さな庭という意味で使われていますが、本来は建物や壁に囲まれた小さな空間に、緑のものを配した庭のことを言います。

家の一部となることもあり、癒しと明かり取りや風入れを兼ねたものです。

ガラスで覆い庭が眺められるようになっています。

植えるのは大木になるものは避け、低木や細い樹木、花、竹・笹などが好まれます。

「箱庭」と「坪庭」は小さい庭

「箱庭」と「坪庭」は自宅の小さな庭を謙遜して言う場合があります。

「庭付き一戸建てにお住まいで羨ましい限りです。

いや、庭と言っても箱庭のような庭ですよ」「うちの庭は小さいので差し詰め坪庭だな」「箱庭のように小さな坪庭を造った」「坪庭はちょうど一坪の庭を言うのですか」「箱庭とジオラマは似ている」などと使います。

「箱庭」と「坪庭」とは

「箱庭」はミニチュアの模型のことで、自然の様式の庭や和風庭園を、さまざまな模型材料を使って再現したものです。

「坪庭」は狭い日本家屋に明り取りや風を入れる目的で作られた、癒しの空間のことです。

高木は使わずに背の低い木や花を付ける木、竹・笹・コケなどが好まれるようです。

また、小さな庭のことを「箱庭・坪庭」と謙遜して言うことがあります。

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