「すました顔」と「けろりとした顔」の違い・意味と使い方・由来や例文

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すました顔は「特に何もない、問題ないと言わんばかりの表情のこと」。

要するに普通である、通常通りであるといった雰囲気を感じさせるわけです。

でも、すました顔は普通とは言い難い状況が発生しているときによく使います。

けろりとした顔は「特定の出来事に関して、自分は無関係であるという雰囲気を感じさせる表情のこと」。

必ずしも無関係であるとは言い難いとしても、本人は無関係であると思っているときに使うことが多いです。

「すました顔」の意味

すました顔とは、特に何もない、問題ないと言わんばかりの表情のことです。

実際は何かしらの問題を抱えている可能性があります。

でも、本人はそのような雰囲気を表に出さず、平静を装っている状況と言えるのです。

本当は何か悩み事などがあるような状況で使うことが多いです。

周りの人間が使用していく言葉と言えるでしょう。

「けろりとした顔」の意味

けろりとした顔とは、特定の出来事に関して、自分は無関係であるという雰囲気を感じさせる表情のことです。

実際は少なからず関係している可能性はあるものの、あくまでも自分は無関係だという気持ちを感じさせるようなときに使います。

このけろりとした顔についても、どちらかと言えば周りの人間が使っていく傾向にあります。

「すました顔」と「けろりとした顔」の用法や用例

「すました顔をしているが、あいつは今かなり大きな悩み事を抱えている。

夫婦関係が上手くいっていないみたいで、もしかしたら離婚をするかもしれないみたいなんだ。」

「あいつは昨日の飲み会で先輩に対して醜態をさらしたのだが、今日はけろりとした顔で出社してきたな。

あまりにも酔い過ぎていたから、記憶がないのかもしれないけど。」

すました顔とけろりとした顔は本人の気持ちが違う

すました顔とけろりとした顔はどちらもいたって普通といった表情を指しています。

しかし、すました顔については、本人は何か悩み事を抱えているケースが多いです。

一方で、けろりとした顔は本人は何の自覚もない、本当に通常通りの感情であるケースが多いです。

そういった気持ちの面で差が存在している状況と評価できるのです。

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