「めり込む」と「のめり込む」の違い・意味と使い方・由来や例文

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めり込むは「押さえるなどして、特定のものが特定の場所に入り込んでいく状況のこと」。

圧力を加えて、それによって入り込んでいくという状況に対して使っていく言葉なのです。

のめり込むは「特定のものに対して夢中になりすぎるあまり、そこから抜け出すことが困難になる状況のこと」。

要するに没頭しすぎて、他のことに注意が向かない、そこから離れらない状況になっているのです。

「めり込む」の意味

めり込むとは、押さえるなどして、特定のものが特定の場所に入り込んでいく状況のことです。

何かが何かの中に入り込んでいくような光景に対して使っていきます。

これは自然とそういった状況になることもありますけど、意図的にそういう状況を作ることも多くあります。

めり込むと言えるシーンについては、日常生活でそれなりに見るでしょう。

「のめり込む」の意味

のめり込むとは、特定のものに対して夢中になりすぎるあまり、そこから抜け出すことが困難になる状況のことです。

基本的には特定の物事にハマりすぎて、周りが見えないような状況になるときに使っていきます。

めり込むと言葉は似ていますけど、意味はちょっと違います。

のめり込むは物理的な状況を表しているわけではありませんから。

「めり込む」と「のめり込む」の用法や用例

「俺の財布の中には小銭が大量に入っている。

だから、小銭が財布を圧迫るような感じになっていて、一部めり込んでしまっている状況だ。

やっぱり財布の中を整理した方がいいかな。」

「あの生徒は勉強にのめり込んでいる状況で、まるで趣味のような状況になっているんだ。

勉強嫌いな子供が多い中で、非常に珍しい存在と言えるだろう。」

めり込むとのめり込むは使用する場面が異なる

めり込むとのめり込むに関しては、言葉は一見すると似ているように見えますが、意味は違っています。

めり込むは物理的な状況を表しているのに対して、のめり込むは人の感覚について表しているので、そういった部分で大きな違いが存在していると言えます。

したがって、それぞれは全く異なる場面で使っていくと言えるわけです。

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