「がめつい」と「貪欲」の違い・意味と使い方・由来や例文

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がめついは「利益を得ることに関して抜け目がない状況のこと」。

自分にとって得すること、利益となることについては目の色を変えて食らいつくような、用意が周到と言えるような、そういう面を見せるときに使います。

貪欲は「欲が非常に深いこと」。

いろいろな場面において欲深いと言える行動をとっているときに使っていきます。

貪欲と言える人は世の中にかなり多いはずです。

「がめつい」の意味

がめついとは、利益を得ることに関して抜け目がない状況のことです。

自分が利益を手にするために、いろいろな策を使い、その可能性を常に窺っているような状況と評価できます。

そういった部分に執念を燃やす状況が感じられ、常人とは明らかに違うレベルを感じられるようなときに実際にがめついという言葉を使います。

ただ、どちらかと言えば悪口のような意味で使われやすいです。

「貪欲」の意味

貪欲とは、欲がかなり深いことです。

欲が深い状況に関して、貪欲という表現が使われる機会はかなり多くあります。

しかし、貪欲はいい意味でも悪い意味でも使われるため、そこは注意点です。

欲が深いというのは、向上心が高いという意味にもなり、そういった部分を世間は評価することもあるため、貪欲は肯定的な意味でも使用されます。

「がめつい」と「貪欲」の用法や用例

「あの人は支払いのときにクーポンをいつも使うよね。

少しでも得したいという気分があるんじゃないのかな。

悪いとは思わないけど、ケチというか、がめつい感じに見えてくるんだよね。」

「あの人は部長まで昇進したというのに、まだ努力を怠らない雰囲気に見える。

非常に貪欲なんだろう。

まだ上がある限り、そこをさらに目指していく気持ちがあるということだ。」

がめついと貪欲はイメージの差が大きい

がめついと貪欲はそれぞれの意味はあまり変わりません。

しかし、イメージの部分で大きな差が存在しています。

がめついはどちらかというと悪い意味で使われやすいですけど、貪欲はいい意味でも使われることがあるので、使用するときにはそういった違いをきちんと認識しておかないといけません。

自分に対して使われたときにも判断が必要ということです。

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