「よしんば」と「仮に」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

よしんばは「あり得ないことだが仮にと言う意味のこと。」

「究極仮定」と言い換えると分かりやすい。

仮には「現実ではないことを考えること」。

「非現実」と言い換えると分かりやすい。

よしんばは仮定のことを話す場合の前置きの言葉です。

現実的ではないが、可能性としてあり得るかも知れないことを引き合いに出して、現実を肯定することです。

仮には仮定のことでやはり非現実の言葉になります。

「よしんば」は百歩譲ってもと言うこと

「よしんば」は仮定のこと、それも実現し難い事例を引き合いに出して、百歩譲ってそうだとしても現実策が良いと説得する時に使います。

「縦しんば」と書き「縦」は「よし」と読み「仮定」を表します。

「この家はよしんば大きな地震が起きてもビクともしません」「オリンピックはよしんば国民が大反対しても、開催を中止には出来ません」などと使います。

「仮に」は仮定

「仮に」は仮定の話をする場合に使います。

「仮にそうだとしても」「仮に試してみましょう」「仮の質問にはお答え出来かねます」「出張経費を仮払いで受け取った」「仮の橋を作り、本格的な架け替えを始めた」「仮の敵は仮想敵国と言います」「仮にでも負けるというようなことは考えないようにして下さい」などと使います。

「よしんば」も「仮に」も仮定のこと

「よしんば」は想定される一番ひどい状況を仮定することです。

そのようになっても大丈夫と言うことを強調するために使います。

「縦=よし・可」と強調する「んば」が合わさった言葉です。

「仮に」も仮定のことを言う場合の言葉です。

「よしんばそれが本当であっても」「よしんば人が亡くなろうとも」「仮にそれがほんとうであっても」などと使います。

「よしんば」と「仮に」とは

「よしんば」は「百歩譲ってそうだとしても」と言う意味です。

「強い仮定」のことで、「起き難い事例」のことを引き合いに出すことでもあるのです。

現実策を非難される場合、「よしんばそうであっても大丈夫」と強調する場合に使います。

「仮に」は「仮定すること」と言うことです。

仮定の質問に答えるのは現実性がないので拒否されることがあります。

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