「封印」と「封鎖」の違い・意味と使い方・由来や例文

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封印は「何かを封じて、その印をつけた状態のこと」。

何かを封じた証を残して、その状況を誰が見ても分かるような状況にすることです。

封印という言葉を使うシチュエーションは日常にはほぼありませんが。

封鎖は「出入りできないように封じ込めること」。

人間などが出入りできないようにする措置のことを封鎖と言います。

封鎖に当たる状況は滅多に見ることはないでしょう。

「封印」の意味

封印とは、何かを封じて、その印をつけた状態のことです。

何かを封じ込めた証をつけるということで、その場所を示すという意味もあります。

封印という言葉を使う機会は現実ではあまり多くありません。

どちらかと言えば、フィクションなどの作品の中で見聞きする機会があります。

特定の邪魔な存在、害がある存在を封じ込めるシーンで使われることが多いです。

「封鎖」の意味

封鎖とは、出入りできないように封じ込めることです。

特定の存在が自由に出入りできないような状況にすることを封鎖と言います。

自由に出入りされると困る状況があったときに使うのですが、特定の道などが実際に封鎖されるケースがあると、非常に不便に感じることになるでしょう。

封鎖というのはそういう特徴を持った手段になるのです。

「封印」と「封鎖」の用法や用例

「この前、映画で妖怪を封印するシーンを見たんだが、妖怪みたいな存在はそう簡単に封印できるのだろうか。

封印しても、壁の中をすり抜けてきそうな気がするんだよね。」

「この先の山で土砂崩れがあったみたいで、その周辺の道路は今のところ封鎖されている。

おかげで遠回りをしないといけない。

非常に困った状況と言えるだろう。」

封印と封鎖はどちらも封じ込めること

封印と封鎖に関しては、どちらも封じ込めるという意味があります。

ただ、封印は現実ではあまり使われず、フィクション作品などのケースで使用されることが多いです。

封鎖は現実でも十分に使われる言葉であり、道路の通行止めのようなケースで使用されることが多いです。

こういう違いが存在しているので、両者を区別するときには覚えておきましょう。

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