ぽかんは「呆然としている、ぼんやりしている状況のこと」。
何かに驚いて呆然としているケースや集中力が途切れてぼんやりしている場面にて使っていく言葉です。
きょとんは「あっけにとられる、気が抜けている状況のこと」。
光景としてはぽかんにかなり似ている状況ですから、区別をすることは容易ではありません。
ぽかんと同じ場面で使うことができると言えるはずです。
「ぽかん」の意味
ぽかんとは、呆然としている、ぼんやりしている状況のことです。
呆然としている、ぼんやりとしているケースは、何かに驚いているとか、頭が真っ白みたいな状況でしょう。
したがって、集中ができていないという言い方が可能であり、そういうケースで使用するのです。
ぽかんという言い方をする人もいますが、別の表現を使ってこういう状況を示す人もいると思われます。
「きょとん」の意味
きょとんとは、あっけにとられる、気が抜けている状況のことです。
あっけにとられる、気が抜けているというのは、言い方は多少異なっているものの、ぽかんが意味する状況にかなり似ています。
したがって、同じような使い方をしていく言葉と言えるのです。
実際のところ、ぽかんとの状況の違いを説明するのは難しいと言えるでしょう。
「ぽかん」と「きょとん」の用法や用例
「たまにぽかんとしている人を見ることがあるけど、何があったんだろうと思えるんだよね。
恐らく本人にとって衝撃的な何かを見たことがきっかけでそうなったんだろうけど。」
「部下が信じられないミスをしたときには、思わずきょとんとしてしまったよ。
まさかこんなミスをするなんて想像もしていなかったからさ。
驚きを通り越してしまったんだろうな。」
ぽかんときょとんは同じ光景を表す
ぽかんときょとんについては細かい定義は微妙に違いますけど、基本的には驚いて静止しているような、そういう状況を示しています。
だから、基本的には同じ意味と評価できるでしょう。
ぽかんを使うか、きょとんを使うかについては、完全に各自の主観で決まる問題であり、どちらを使用しても基本的には問題なく、意味はとりあえず通じると思われます。