「地域」と「領域」の違い・意味と使い方・由来や例文

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地域は「ある一帯の広いスペースのこと」。

割と漠然とした意味合いで使われることが多いです。

一般的には場所を指すことが多く、ある程度のスペースを含んだ広い場所を地域と呼びます。

領域は「領土、領海、領空からなるもののこと、学問の研究範囲のこと」。

複数の意味がありますが、日常生活で聞くケースはかなり稀と言えます。

「地域」の意味

地域とは、ある一帯の広いスペースのことです。

ある程度の広さがあるスペースを地域と呼ぶことが多く、基本的には場所に対して使います。

どのくらいの広さがあれば地域と呼べるのかに関しては、具体的な定義は存在していません。

したがって、地域という言葉を使うかどうかについては、かなり主観的な判断にならざるをえないのです。

「領域」の意味

領域とは、領土、領海、領空からなるもののこと、学問の研究範囲のことです。

複数の意味があるので、それぞれについて理解をしておきましょう。

しかし、どちらの意味においても日常生活で見聞きするシーンはそれほど多くないと言えるでしょう。

地域と比べると、領域という言葉を使用するシーンについてもほとんどないと評価できます。

「地域」と「領域」の用法や用例

私が住んでいる地域は非常に静かで、平穏な毎日を過ごすことができる。

そういう意味では、初めて住む人にとっては魅力を十分に感じやすいんじゃないかな。」

「学問にはいろいろな領域がある。

つまり、研究対象にできる範囲は無限と言えるかもしれない。

一見学問には見えないものでも、学問として研究することは可能だろうから。」

地域と領域はどちらも範囲を表している

地域と領域はどちらも範囲を示す言葉と言えます。

ただ、地域は具体的には場所を指しており、領域は領土、領海、領空を合わせたものや学問の研究範囲を指している状況です。

だから、範囲という意味では共通点はあるものの、具体的な部分でちょっと違いがあるので、両者はこういった面で区別をしていくと良いと言えるでしょう。

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