「禁句」と「忌み言葉」の違い・意味と使い方・由来や例文

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禁句は「使ってはいけないとされる言葉のこと」。

「禁止言葉」と言い換えると分かりやすい。

忌み言葉は「ある場所や人に使うべきでない言葉のこと」。

「タブー」と言い換えると分かりやすい。

禁句は使うことを禁じられていることですが、忌み言葉は使う場所や相手により避ける言葉のことです。

例えば結婚式の祝辞で「切れる」と言えませんし、受験生に「滑る」とは言えないことです。

「禁句」は禁止言葉

「禁句」は使えない言葉のことで、例えば女性に年齢を聞くこと、得意先で売り上げのことを聞くこと、頭が禿ている人の前でカツラの話をすることや禿に関する言葉を言うなどです。

相手が劣等感を感じている言葉や一般的に差し障りがあると考えられる言葉は使えないのです。

「あの人には孫の話は禁句だからね」「放送禁止用語は言えない」などと使います。

「忌み言葉」は避けるべき言葉

「忌み言葉」は場所により避けなければならない言葉のことです。

例えば葬式では「死ぬ・早い・続く・迷う」など、キリスト教の葬式での「成仏・仏前・往生」などの仏教用語、結婚式では「切れる・離れる・破れる・冷える・嫌う」など一般的に悪いことを連想させる言葉になります。

また、会話の中での下ネタ・やくざ言葉・砕け過ぎた言葉などもタブーなのです。

「禁句」も「忌み言葉」もタブー

「禁句・忌み言葉」は常識的に使えないので、いわゆるタブーとなります。

特定の人に対しても言ってはいけない言葉があり、人や場所でタブーが存在するのです。

社会的タブーは常識ですから、知っていなければなりません。

人や業界のタブーは一つひとつ覚えることになります。

とにかく「口は禍の元」ですから、厳に気をつける必要があります。

「禁句」と「忌み言葉」とは

「禁句」は使えない言葉、言ってはならない言葉などのことです。

例えば「放送禁止用語」「業界タブー」「特定の人に対する言葉」などがあります。

「忌み言葉」は葬式や結婚式などの場所柄をわきまえなければならない時に使ってはいけない言葉のことです。

また、若い女性や受験生・劣等感を持っている人などにも言ってはいけない「忌み言葉」があります。

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