「自問」と「自省」の違い・意味と使い方・由来や例文

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自問は「自分自身に問うこと、尋ねること」。

自分が行った行動などに対して、それを振り返りながら自分に対してその真意を問いかけるような意味の言葉であると言えます。

自省は「自分の行動や態度などを反省すること」。

自分の過去の行動や態度などを振り返って、あれはどうだったのか、適切だったのかと考え直すような状況です。

自問に似ている側面を持っていると言えます。

「自問」の意味

自問とは、自分自身に問うことです。

自分が行った行動などについて、改めて自分自身に真意を問うシーンで使っていきます。

理由は正当だったのか、後悔していないかなどをといかけていくのです。

そういったことをする意味については、必ずしも存在するとは言い切れませんけど、無意識のうちにそういったことをしている人は割といえるでしょう。

「自省」の意味

自省とは、自分の行動や態度などを反省することです。

自問は自分が過去にしたことについて問いかけるのみですが、自省は反省するという意味があるので、そこが大きな違いと言えるでしょう。

自省に関しても無意識にやっている可能性があるものですが、今後につなげられるという意味では、自省は大いに意味があると評価できそうです。

「自問」と「自省」の用法や用例

「僕はたまに自分に問いかけることがある。

自問をして、自分がこれまでにやってきたことについて思い返すんだ。

そういったことを無性にしてみたくなるときがあるんだよね。」

「自省をすると、過去の自分の行動や態度の悪かった点を認識することができる。

その結果、今後の行動や態度がよりいいものになっていく気がするんだよね。」

自問と自省は行為の内容が違う

自問と自省はそれぞれ自分に対して行うものですが、自問は単に問いかけるだけであり、自省は反省をするという状況です。

したがって、明らかに違いがあるのです。

自問と自省は無意識に行っている行為であるため、多くの人たちにとって縁がある言葉と言えるでしょう。

したがって、意味の違いはしっかりと認識しておくべきです。

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