「ジンクス」と「げん」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ジンクスは「以前あった悪いことこと」。

「凶事」と言い換えると分かりやすい。

げんは「以前あった良いこと」。

「ツキ」と言い換えると分かりやすい。

「ジンクス」は本来ネガティブな言葉で、悪い言い伝えと言うことです。

今は反対の良いことと言う意味でも使われますが誤用です。

「げん」は験と書き、以前経験した良いこと・うまくいったことで、験を担ぐと使います。

「ジンクス」は経験則

「ジンクス」は「ある事柄にまつわる経験則」のことで、悪い意味に使われます。

ギリシャの「ユンクス」と言うキツツキが首を後ろまで回すことから、縁起が悪いこと」となったものです。

日本では験と同じように良い意味を持たせています。

「~なので、多分~になる」と言う科学的根拠のない噂の様な言い伝えのことです。

スポーツ界では良くある話です。

「げん」は担ぐもの

「げん」は「験」と書き「以前良い結果が出たこと」に倣い、同じような手順や方法を踏むことで「験を担ぐ」と言います。

勝負事に関係している人が良くすることです。

以前の勝ち味を忘れられずに次も勝とうと、その時の勝ちに繋がったと思われることをしてみるのです。

具体的なことは人それぞれ異なるものですから、「げんとはこれ」と言うことは出来ません。

「ジンクス」は破るもの、「験」は担ぐもの

ある事柄について「ジンクス」がある場合、人は気にしてしまうものですが、実力があれば跳ね返して新なジンクスを作るものです。

「このようなことから結果はこうなると言える」と言う事実があれば「ジンクス」になり、事実そのような結果になればそのジンクスはより強いものになります。

「げん」はかつぐもの・良い結果になるようにするもので、傍から見ると奇妙な行動も、本人は本気になっているものです。

「ジンクス」と「げん」とは

「ジンクス」は経験則での噂の様なものですが、気になるものです。

勝負の世界では猶更になります。

科学的根拠などありませんから、いくらでも破ることは出来るのですが、これから勝負する立場では気になって仕方ありません。

「げん・験」は良い経験ですから、勝ちたいと願う人はほとんど「げん担ぎ」をしています。

それで気持ちが落ち着き、勝負に専念出来れば良いのです。

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