「音程」と「音階」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

音程は「全音・半音などの音の間隔のこと」。

「半音」と言い換えると分かりやすい。

音階は「ドレミなどの音の高さのこと」。

「ドレミ」と言い換えると分かりやすい。

「音程が狂っている」とは結果的に「音階が狂っている」と言うことなのです。

高さが違うという意味では、音階を使った方が分かりやすいのですが慣用的に使います。

「音程」は間隔

音程は間隔のことで、同じ音を1度として隣の音との間隔を度で表します。

オクターブ上の音は完全8度と言います。

半音が含まれる場合は完全何度と言い、特別に半音が含まれないファからシの場合は増4度と言います。

「楽曲で突然完全8度のオクターブ上の音程になることは良くあることだ」「音程がしっかりしていれば音階は正しくなる」などと使います。

「音階」はドレミ

「音階」は音の高さのことを言います。

ですからドレミの様なメロディとなるのです。

音階は長調と短調がありそれぞれハ長調、ハ短調などイロハニホヘトの各諧調があります。

また、変・嬰の違いがある諧調もあります。

それぞれの諧調のメロディは音階で作られています。

諧調は全部で30種ありますが、ロ長調と変ハ長調の様に同じ諧調なのに名前が違うものが6つあり実質24諧調となります。

音楽の要素は「音程」「音階」「諧調」

音楽はまず音程と言う高さの違いがあります。

それはメロディとなり「音階」を作ります。

そのメロディは様々な「諧調」に乗って曲が形成されるのです。

「音程」と「音階」は裏腹の関係にあります。

例えばドレミと言う「音階」にはドとレの間隔に2度の音程があり、レとミの間隔に2度の音程があります。

ドレミと言う「音階」は2度の音程の連続と言えます。

「音程」と「音階」とは

「音程」は隣り合う音と音との間隔のことを言います。

程度は度で表されます。

同音の1度からオクターブ上の8度までの間に、「完全・増・減・長・短」の種別があります。

「音階」はメロディのことです。

「音階」は「諧調」と言う調子の種類で曲の感じが異なります。

イロハなどと長調・短調で諧調は全部で30諧調ありますが、重複しているものを除くと実質24諧調と言えます。

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