「大雪」と「豪雪」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

大雪は「雪が被害になるほど大量に積もること。」

「大量降雪」と言い換えると分かりやすい。

豪雪は「雪が異常に積もりマヒ状態になること」。

「ドカ雪」と言い換えると分かりやすい。

大雪は雪の多い地方と大都会とは、捉え方が違います。

大都会は少しの降雪でも大雪注意法が発令されますが、雪が多い地方では普通のことなのです。

豪雪になると雪に馴れている地方でも被害が出てきます。

「大雪」は場所により異なる基準

「大雪」の基準は絶対的なものはありません。

例えば東京で20cm の降雪があれば、交通機関はマヒするかも知れませんが、地方では何でもないことなのです。

東京ではわずかな雪でも、注意報が発令されます。

昔に比較して東京は大雪が少ない感じがしますが、数年前に30cm も積もったことがあります。

しかし、雪の降らない年も結構あるのです。

「豪雪」はドカ雪

「豪雪」は雪国でも異常な降雪のことを言います。

西高東低の気圧配置が長い間変化しないと、日本海側には雪が降り続くことになります。

生活に支障が出、特に峠の道は降り方も激しく、車が身動きできない状態が続き社会問題にもなっています。

かつての「豪雪」では昭和38年に1か月も続いた「三八豪雪」が有名です。

他には「平成18年豪雪」もありました。

雪国では大雪は豪雪のこと

雪国では雪とは冬の間中悩まされるものですが、大雪と言う感覚は豪雪のようなドカ雪が降ったとき時に感じるものです。

都会人の大雪の間隔とは全く違うのです。

都会では10cmでも大雪と騒ぎますから、雪国の人はどのように感じるの雪国も50cm以上の雪は、処理に困ります。

交通は遮断され生活物資が滞りますし、ごみの回収も儘なりません。

「大雪」と「豪雪」とは

「大雪」は都会に降る雪で、被害が出るほどの量になったときのことです。

東京でしたら、10cm以上でしょうか。

30cm以上にはほとんどなりません。

数年に有るか無いかと言う頻度になります。

「豪雪」は冬型気圧配置が固定してしまうため起きるドカ雪のことです。

気象庁は被害が出た豪雪に命名をしています。

過去には「三八豪雪」「平成18年豪雪」があります。

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