「リストラ」と「人員整理」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

リストラは「再構築のこと」。

「立て直し」と言い換えると分かりやすい。

人員整理は「人件費削減のため解雇すること」。

「解雇」と言い換えると分かりやすい。

本来のリストラはリストラクチャーのことで何かを再構築する、立て直すという意味です。

それを会社の経営に使うと「リストラ=コスト削減=人件費削減=人員整理=解雇」となるものです。

「リストラ」は解雇

「リストラ」は経営の悪化を立て直すことですが、結局は人員削減をしなければならないのです。

「リストラになった」は「解雇・首」と言う意味と同じに使われるようになりました。

勿論、強制は出来ませんから、普通は「希望退職」と言う形を取りますが「肩たたき」「窓際族」などの言葉のように半強制的な側面もあるのです。

「人員整理」は首切り

「人員整理」は経営側による首切り行為です。

そうしないと経営は成り立たなくなるという瀬戸際で行われるものです。

労働組合があれば、反対運動をしますが、中小企業では個別の話し合いで退職を促すのです。

「人員整理」はリストラと同義に使われています。

経営立て直しの一環としてあるのですが、不採算部門の廃止などで「人員整理」も同時に行われるため、そのように使われるのです。

「リストラ」は「人員整理」

「リストラ」をする場合、手っ取り早いのが「人員整理」です。

退職年齢を繰り上げて希望退職を募ることなどをします。

コスト削減はあらゆる面で行いますが、コスト全体に占める比率は人件費が多いのです。

しかし、安易なリストラは会社の体力をそぐ結果となることもありますから、気を付けなければなりません。

予想を超える退職者や、有能な人までも退職するリスクはあるのです。

「リストラ」と「人員整理」とは

「リストラ」は再構築のことで、リストラクチャリングの略です。

立て直しと言う意味で会社の「人員整理」に使われています。

組織の改編や工場の閉鎖などで余った人員を解雇することです。

会社はなぜあるのかと言うことから考えると、松下幸之助ではありませんが、経営者は人を切ることは避けたいと考えます。

しかし、現実はそのようには行きません。

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