トランジットは「他国の中継地で給油すること」。
「給油」と言い換えると分かりやすい。
トランスファーは「他国の中継地で飛行機を乗り換えること」。
「乗り換え」と言い換えると分かりやすい。
飛行機で遠隔地に行く際に、途中で他国の空港に立ち寄ることがあります。
同じ飛行機ならばトランジット、乗り換えるならトランスファーと言います。
「トランジット」は短時間
「トランジット」は他国の空港に給油や食料などの補給のために立ち寄ることです。
時間は1時間程度になります。
原則、飛行機内に留まりますが、清掃があるとトランジットルームに移動します。
トランジットは長距離の場合には1~2回程度あることがあり、航空会社により、どこを中継地にするかは異なります。
しかし、現在は長距離でも主要都市間は直行便が多くなっています。
「トランスファー」は乗り換え
「トランスファー」は目的地までの直行便がなく、中継地で他の航空会社の飛行機に乗り換えることです。
普通提携先の飛行機になると、中継便の座席の予約もしてくれます。
これをコードシェア便と言います。
提携していない場合は別に予約が必要になります。
国際便で主要都市の中継地に降り、そこから現地国の航空会社の飛行機に乗るパターンが多いようです。
直行なら「トランジット」や「トランスファー」は無
現在は余程の遠距離でなければ直行便が整備されています。
例えばパリ行は、昔は中継地が2~3か所はあったものですが、今は直行便で行かれるのです。
しかし、地球の裏側にあるブラジル・リオデジャネイロまでは相当遠隔地になりますから、日本からの直行便はありません。
必ずどこかを経由することになります。
アメリカ経由やヨーロッパ経由などがあります。
「トランジット」と「トランスファー」とは
「トランジット」は給油などのために他国の空港に立ち寄ることで、同じ飛行機になります。
「トランスファー」は別の飛行機に乗り換えることです。
別の飛行機・航空会社とは提携していることがほとんどで、目的地まで通して航空券が予約出来るようになっています。
最近は余程の遠隔地でない限り、主要都市が目的地までの直行便がありますが、主要都市以外ではまだ、トランスファーが行われています。