lastは「最後のこと」。
いろいろなシーンで使うことができますけど、時間的に最後、今のところ最後というニュアンスがあります。
finalは「最後のこと」。
意味としてはlastとあまり変わりませんが、真の意味で最後というケースで使います。
つまりfinalで指定された対象は今も今後もずっと最後であり、最後でなくなる瞬間は考えづらいということです。
「last」の意味
lastとは、最後のことです。
最後というのはあくまでも現状において最後ということであり、今後それが最後じゃなくなる意味合いを含んでいます。
例えば、last weekは先週を意味しますが、これは現時点で最後の週です。
今後時間が進むことで、その最後の週は別の週が対象になるため、最後の中身が入れ替わる状況となるのです。
「final」の意味
finalとは、最後のことです。
finalに関しては真の最後という言い方ができ、最後として指定された対象は今後もずっと最後のままという言い方になります。
だから、時間が経っても最後、最後のまま変わらないと言えるケースでのみfinalを使っていくのです。
例えば、最後通告は時間が経過してもそれが最後の通告なので、これを英語で言うときにはfinalが適当です。
「last」と「final」の用法や用例
「lastに関しては現状では最後だが、今後その最後が入れ替わる、別のものが対象になる可能性があるようなときに使っていくんだ。
だから、難しいポイントがあるということだね。」
「finalは本当の意味での最後というシーンで使っていきます。
現状でも最後ですが、今後もそれが最後であり続けるようなものに対して使っていくのがポイントです。」
lastとfinalは区別するポイントがちゃんとある
lastとfinalに関しては、どちらも最後を意味する言葉です。
これらは有名な英単語であるため知っている人は多くいるでしょう。
そして、lastは時間の経過により最後と言える対象が変わるケース、finalは時間が経過しても最後と言える対象に変化がないケースでそれぞれ使うので、そこで区別をしていくことになります。