「見学」と「立ち会い」の違い・意味と使い方・由来や例文

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見学は「特定の光景などを実際に見ることで何かに役立てようとすること」。

実際の光景を見ることで役に立つ何かを得るときに使う言葉と言えます。

立ち会いは「何かしらの結果や成り行きなどを見守ること」。

最終的にどうなるのかに関して、自分自身できちんと目撃するという意味があります。

いろいろなシーンで使える言葉です。

「見学」の意味

見学とは、何か役立つものを得ようとして何かしらの光景を見ることです。

目的があったうえで、特定の光景を見る状況を見学と言うので、何かをただ見ているだけなのであれば、それは見学ではありません。

目的はなんでもいいものの、とにかく目的がないといけないので、そこがこの見学という言葉のポイントと評価できるはずです。

「立ち会い」の意味

立ち会いとは、物事の結果や成り行きを見守ることです。

最終的にどうなるのかに関して自分の目で確かめるときに使う言葉と言え、最後まで見てこその立ち会いになります。

基本的には自分そのものではなく、自分以外の関心ごとなどに対して使う言葉であると言え、寄り添ってあげるような、そういう意味が込められている言葉になっています。

「見学」と「立ち会い」の用法や用例

「夏休みに高校見学に行ったけど、おかげで志望校の雰囲気などが大分つかめた。

ここで高校生活を送ったら、どういう3年間になるのかの想像がしやすくなったね。」

「友達の大学の合格発表の立ち会いをすることになった。

どうも1人で見るのは心細いらしい。

だから、俺が一緒についていくことになったんだが、落ちていたらどんな表情すればいいんだろう。」

見学と立ち会いは何かを見ること

見学と立ち会いというのは言葉の意味はやや似ています。

ただ、見学は何かに役立てるために特定の光景を見ることですが、立ち会いは自分以外の関心ごとのために、最終的な状況を見守ることです。

したがって、それぞれの意味は微妙に異なっているのです。

区別自体はしやすいと思いますから、こういった部分を覚えておくと良いでしょう。

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