「販売」と「発売」の違い・意味と使い方・使い分け

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販売は「商品を売っている状態のこと」。

現在進行形で商品が売られている状況にあれば、それは販売であり、販売中という言い方をする場合もあります。

発売は「商品を売り出すこと」。

新しく売り出すという意味があり、売り出す瞬間の短い期間を指す言葉です。

販売開始と同じような意味なので、言い換えられる言葉は他にもあります。

「販売」の意味

販売とは、商品を売っている状態のことです。

売り切れになっていない状態のことであり、お店に在庫がちゃんとある、またはメーカーが商品を生産している状態のことを言います。

商品を売っている間はずっと販売、または販売中であり、消費者としては買うことができる状態にあるのです。

だから、販売という言葉は割と長期間使われる可能性があるものだと言えるでしょう。

「発売」の意味

発売とは、商品を売ることであり、新しく販売するという意味があります。

つまり、発売というのは新しい商品を売る瞬間に使うので、使える期間は非常に短いのです。

ただ、新発売という言葉があるように、新しく発売することを強調したいときにはそういう言葉も使います。

発売の瞬間から販売の状況にもなっていると言えるのです。

「販売」と「発売」の用法や用例

「あの商品って売り切れになったの見たことないな。

どのお店でも常に販売されているし、それだけ多く売れるから、多くの仕入れをしているということなのかもしれない。」

「新しく発売されるこのゲームは、このシリーズの中でも最高傑作と言われている。

まだプレイしたことないにもかかわらず、そういう前評判なんだ。

だから、かなり期待できるんじゃないのかな?」

発売の後が販売と言える

商品というのはどれも発売から販売の流れになります。

新しく売り出された瞬間が発売で、そこから販売という状態になります。

在庫がお店にある限りはそのお店において販売と言え、お店から在庫が消えたらそのお店では販売ではなくなり、商品自体をメーカーが生産しなくなったら、世の中としても新品での販売はないという状況になっていくのです。

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