「水泳」と「競泳」の違い・意味と使い方・使い分け

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水泳は「水の中で泳ぐこと、または泳ぎ方を習うこと」。

何かしらの目的で泳ぐことをしている状態、泳ぎ方を習っている状態のことを指しています。

競泳は「それぞれの人間同士で泳ぐ速さを競うこと」。

あくまでも競争をするという要素が入った水泳が競泳になるのであって、スピードを競っている状態であるという条件が必要です。

「水泳」の意味

水泳とは、泳いでいる状態のこと、泳ぎ方を習っている状態のことです。

泳ぐ目的はそれぞれあり、単純に楽しいからとか、健康を維持したいからなどいろいろなものがあります。

他人と競うことなく、自分1人でまたは他人と一緒に泳いでいる状況があれば、それは水泳です。

また、泳ぎ方を習っている最中というのも水泳という言い方をします。

「競泳」の意味

競泳とは、他人と競うことを目的とした水泳のことです。

基本的にはスピードを競うものであり、勝ち負けが存在するということになります。

実際、オリンピックなどの競技になっていますし、泳ぐ速さにおいて優劣が存在するという前提に立ったうえで競泳という概念は存在しているのです。

楽しむことではなく、勝つことが目的と言えるでしょう。

「水泳」と「競泳」の用法や用例

「水泳教室に通って、自分の泳ぎが上手くなってきていることが分かったときには本当に嬉しかったな。

心から泳ぐことを楽しんでいた感じだったよ。」

「オリンピックの競泳を見ていると、泳ぐ速さってすごい差があるんだなと思う。

普通に走る陸上競技の短距離などは想像できるものの、泳ぐということに関してもここまで差があるとは思わなかった。」

水泳と競泳は目的が違う

水泳というのは楽しむことや健康維持などが目的であり、他人と優劣を競うものではありません。

しかし、競泳というのは他人と泳ぐスピードを競う目的があります。

したがって、水泳と競泳というのはその目的の部分に大きな違いがあり、そこで見分けることになります。

また、水泳には泳ぎ方を習うという意味もあるので、そこも競泳とは明らかに違う部分です。

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