「さもありなん」の意味と使い方・由来や例文

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「確かにそうだろう」、「当然そうであるはずだ」という意味で、物事や意見などを肯定する、同意するような意味の言葉です。

ある程度自分自身で確信を持っているときに使うので、そういう確信を持てない場面では使いません。

ただ、実際にさもありなんという言葉を使用することはなかなかないでしょうし、周りで使っている人を見ることもなかなかないはずですが。

「さもありなん」の意味

さもありなんというのは、確かにそうだろう、当然そうであるはずだという意味を持っており、特定の物事や意見に同意できるようなシーンで使うことになります。

現実に起きる現象などに対して、全く不思議ではない、当然のことだと思えるようなときに使いますけど、この言葉をあえて使う意味はそんなにないです。

難しい言葉ですし、周囲が意味を理解できないことが多々あると思われますから。

「さもありなん」の使い方

さもありなんという言葉は、現実に起きたことをそのまま肯定できる、何ら不思議に思わないときに使います。

だから、よくあるシーンでは、日ごろから真面目に勉強をしている生徒がテストで高得点をとったときなどにさもありなんと言ってあげると良いのです。

よく勉強しているのだから、高得点をとることは当然であるという意味になります。

「さもありなん」の例文

「あの人ってよく昇進するような感じじゃないですか?すごいなと思いますけど、よくよく考えてみると仕事ですごい実績を出してますからね。

頻繁に昇進するというのもさもありなんだと言えるでしょう。

全く不思議なことではないと思います。

私も同じような状況になれるように努力をしていきたいとは思っていますけど、難しいでしょうね。」

さもありなんは現実ではまず使っている人はいない

さもありなんというのは、古文などの文章で見かける言葉であり、現代ではほぼ使いません。

使わない人が全くいないわけではないものの、多くの人は意味を理解できない可能性がありますから、現代においてさもありなんを使うことは不適切と言える面もあるのです。

同意できるとか、当然であると言った方が分かりやすいと言えますから。

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