「今までの通りに」、「習慣的に」という意味があり、何かに対して取り組む際にやる気を持って行うという状況ではなく、今までの流れで、今までの勢いのままにというややネガティブな印象を与える言葉です。
ダラダラとした感じで行うといった意味もあり、やる気などがあまり感じられない、そういう光景として観察される際に使う言葉です。
「惰性」の意味
惰性というのは、今までの通りに、習慣的にという意味がある言葉で、積極的に物事に取り組む姿勢などは見られず、なんとなくやっているような雰囲気に見えるだけという状況です。
したがって、一般的には好ましい光景には見えませんし、ダラダラした雰囲気にも映るでしょう。
基本的に惰性という言葉はネガティブな意味で使われると言えるのです。
「惰性」の使い方
惰性という言葉は使い道が非常に多くあります。
今まで続きてきたこと、習慣としてきたことに関して、なんとなく今も同じようにやっているという状況があれば、それは完全に惰性なのです。
自分に対しても使えますし、他人に対しても使うことができます。
やる気が特にあるわけではないが、何となく昔から続けていることに関しては惰性という言葉を使っていきましょう。
「惰性」の例文
「今の妻とは結婚してかなりの年数が経つのですが、気が付いたら惰性で結婚生活を続けているだけの気がしました。
結婚当初に感じていた愛情のようなものはかなり薄らいでしまい、特に感動することもなく、当たり前としての日常が毎日過ぎているだけという感覚なのです。
これからも惰性で一緒に過ごしていくことになると思いますけど。」
割と使用シーンが多い惰性という言葉
惰性という言葉は今まで続きてきた、習慣になっているというものに関して、今もなんとなくの感じで続けているときに使います。
積極的に取り組む理由や姿勢がないにもかかわらず、何かしらのことをやっているようなときにはたいていは惰性な状況と言えるので、こういう状況は実は多くが経験していることではないか？と思われます。