「顔見知り」と「人見知り」の違い・意味と使い方・使い分け

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顔見知りは「知り合い」「お互いに顔を知っている程度の相手」「友人というほどではないが、まったく知らない仲ではない」と言い換えると分かりやすい。

人見知りは「初対面の人や間関係づくりが苦手な性格」「他人と会ったり話したりすることが苦手な性格」「新しい人間関係を作るのが苦手な性格」と言い換えると分かりやすい。

「顔見知り」の意味

お互いに顔を知っている程度の相手。

テレビやネット記事などで見て一方的に顔を知っているだけで、相手が自分の顔を知らない場合は「顔見知り」とは言わない。

また、お互いの性格や趣味などを知り、より親しくなると「顔見知り」とは言わず、「良く知っている仲」「友人」「親友」などになる。

あくまで「お互いに知らないわけではない」という意味。

「人見知り」の意味

初対面の人に会ったり話したりするのが苦手な性格。

子供の性格の説明に使うことが多いが、大人についても使う。

子供の場合、親戚や近所の人などについて人見知りをする。

大人の場合、人見知りの性格だと、新しい人間関係を創ったり交流が多い活動、例えば「転勤」や「知らない人が多い飲み会」などへの参加が苦手で、参加しても会話するのが苦手。

「顔見知り」と「人見知り」の用法や用例

「顔見知り」の用例
●彼とは顔見知りだから、連絡先は分かるよ。

●彼女とは顔見知り程度の関係だから、そんな無理なお願いは頼みにくい。

●僕と彼は、顔見知りというよりは、もう「友人」って感じかな。

「人見知り」の用例
●彼女は人見知りだから、きっと婚活パーティーに誘っても来ないと思う。

●彼は人見知りな性格で、無口なように見えるけど、親しくなると実はよくしゃべるんだ。

「顔見知り」と「人見知り」の違いのまとめ

「顔見知り」と「人見知り」は、「顔」と「人」だけしか違いませんが、意味は全く違います。

むしろ「人見知り」だと他人と会ったり交流する機会が少なく「顔見知り」をつくるチャンスを逃してしまいます。

「人見知り」を克服したいと思っている人も多いのではないでしょうか。

人と交流する機会があれば、勇気を出して参加したり話しかけたりしてみましょう。

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