「急がば回れ」の意味と使い方・由来や例文

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急いでいるときほど、危ない近道よりも、安全な遠回りを選んだほうが良いという意味のことわざです。

焦ってリスクのある近道を選んで失敗するよりも、よくわかっている安全な道を選んだほうが、結果的には目的地に早く到着する、つまり、物事がうまくいくということです。

「急がば回れ」とは、焦って失敗することを避けるために、落ち着いて行動することを促すいましめの言葉です。

「急がば回れ」の意味

「急がば回れ」とは、急いでいるときほど、焦って近道を行くのではなく、確実な道を選べ、ということです。

ゆっくりのんびり物事を進めなさいということではなく、急いでいるときほど、よくわかっている確実な方法を選んだほうが良いということです。

焦って失敗してやり直すよりも、確実な方法で行ったほうが、結果的には無駄を省けるということです。

「急がば回れ」の使い方

急いで物事を終わらせようとするために、焦って不慣れな方法を取ろうとしている人や、自分に対して言い聞かせるときに使います。

急ぐときは、慌てて不確実な方法に手をだしてしまいがちですが、その結果失敗してしまうことが多いものです。

そのような失敗を避けるために使います。

よく知っている安全で確実な道を選んだほうが良いということを伝えるための言葉です。

「急がば回れ」の例文

1)良く知らない土地なので、待ち合わせの時間ぎりぎりの到着になってしまいそうだ。

タクシーに乗ったほうがいいかな。

でも、車だと渋滞や道路の状況がわからないから、ここは「急がば回れ」だ。

時間が確実にわかる電車に乗っていこう。

2)レンジを使えば早く料理が仕上がるかもしれない。

でも失敗したくない、「急がば回れ」で、普段通り鍋で煮て調理しよう。

「急がば回れ」まとめ

急いでいたり、焦っているときには冷静な判断がしにくくなります。

でもそんなときに、焦りからよくわからない方法を選ぶと失敗してかえって時間を無駄にしてしまうこともあります。

焦る気持ちが出てきたら、「急がば回れ」という言葉を思い出し、確実な方法を選ぶ方が良いこともあります。

「急がば回れ」の精神で、確実に物事を進めましょう。

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