「http」と「https」の違い・意味と使い方・使い分け

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httpとはインターネットにおいて、どのような環境下においてもデータの転送ができるように統一された通信規約のことをいいます。

インターネットは、いつどこでも私たちが利用できますが、そのときに通信を支えている技術といえます。

一方、最近はhttpsが見られるようになりました。

httpsとはhttpに加えて安全性をさらに高めたものとなります。

「http」の意味

「http」とは「Hyper Text Transfer Protocol」の頭字語であり、インターネットで用いられるHTML(ハーパーリンク、画像等の埋め込むための言語)やデータ等の転送に使用され、1990年代から登場し、発展を遂げました。

パソコンのみならず携帯電話・スマートフォンなどさまざまな機器でも同じようにコンテンツをやり取りできるように統一されたものとなっています。

「https」の意味

「https」とは、httpに「Secure」を加えたものです。

「Secure(セキュア)」とは「安全に」という意味ですが、つまりインターネットにおいてデータやコンテンツの送受信を安全に行えるようにしたものです。

実際にはSSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)とよばれるプロトコル(規約・手順)によって暗号化されたものです。

httpとhttpsの用例・違い

従来、インターネットにおいてURLに「http://」が用いられてきました。

現在でもこれを使ったURLは日本に多いですが、最近は「https://」が急増しています。

その理由として、いわゆるネット犯罪の多発やホームページの乗っ取り・改ざんなどが横行するようになったからです。

httpsは暗号化されたものになり安全性が高められているほか、そのホームページの所有者の正当性がわかるので、「https://」のURLは安心して閲覧・利用できるということになります。

httpとhttpsの違いを知って安全にネットを使おう

現在、無線LANが急増し、ネット環境もめまぐるしく変わっていますが、その分他人から勝手にホームページを乗っ取られたり、勝手に他人のコンテンツを利用するといった行為も多く見受けられるようになりました。

日々、ネットの世界でも安全性を追求していくために技術が発達しています。

一方、利用者も安易に安心できないコンテンツに触れることがないよう、暗号化されたhttpsの存在・意義を今一度覚えておく必要があります。

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