体感は「外からの刺激を体全体で感じること。」
「五感」と言い換えると分かりやすい。
実感は「ある思いを心に強く感じること」。
「痛切」と言い換えると分かりやすい。
「体感」は体で感じることですから、五感を使い外部からの刺激を感じることです。
また。
「体感温度」として使い、実際の温度とは違う肌で感じる温度のことを言います。
「実感」は痛切に感じること、ヒシヒシと感じることを言います。
「体感」は体で感じること
「体感」は語感で感じることで、熱い、寒いと言う感覚を始め、痛い、だるい、かゆい、振動などを体で感じることを言います。
「体感温度」は肌で感じる暑さや寒さを数値で表すことです。
気温とは別に肌は風や直射日光、湿度などにより感じる気温が異なります。
これらを数値化する方程式も考案されていますが、一般的なものではないようです。
「実感」は心に感じること
「実感」は心に感じることを言います。
何か嬉しいことや悲しいことがあった場合、人は心に強くそのことを感じてしまいます。
心に切実に感じること、ヒシヒシと感じることです。
良く「優勝なんて実感がまだ湧きません」などと優勝インタビューで言っていますが、おそらく、特別にうれしい感情は後で強く感じるものかも知れません。
体感温度と不快指数
体感の中には肌の不快感を表す不快指数と言うものがありました。
現在は余り使われていないようですが、温度と湿度の関係で不快感を表したものです。
乾球温度と湿球温度により計算され、主に夏の蒸し暑さの程度を知るのに使われます。
65~70を快適とすると、80~85で全員が蒸し熱く感じるというもので、エアコンの調節に使われていました。
日本の夏は暑すぎて不快指数は役に立たなくなったと言う理由で使われなくなりました。
「体感」と「実感」とは
「体感」は外部から体に受ける様々な刺激を体全体で感じることです。
暑い、寒い、痛い、かゆいなどは五感により感じます。
「体感温度」と言う言葉がありますが、肌に感じる感覚的な温度のことで、風速や日光、湿度などの影響により、気温とは違った温度を感じることです。
「実感」は心に強く感じることを言います。
うれしいこと、悲しいことなどをヒシヒシと感じることでもあります。