「行動」と「活動」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

行動というのは「実際に動くことや動いた結果何かを実現すること」。

行動という言葉の範囲は非常に広く、人間などが動作をするそれ自体で行動と呼べる場合もあります。

活動は「活発に動くこと」。

単に動くことでは足りず、客観的に見て活発さが要求されるということになります。

したがって、単なる行動ではダメで、特定の行動が必要ということになります。

「行動」の意味

行動というのは、人間などが動いている状態のこと。

何かしら動くという動作を見せた時点で、それは行動に含まれている可能性が高いです。

行動という言葉は基本的には身体を動かすことで成立する面があるため、頭の中で考えているだけなど、客観的に見て動く部分が見受けられないときには、行動とは言われないケースも多々あるのです。

「活動」の意味

活動というのは、活発に動くことであり、行動の中の特定の状況とも言えます。

活発さが要求されるので、ある程度アクティブに動く必要があるのでしょう。

行動についてはとりあえず身体を動かしていれば、行動と言える可能性はありますが、活動はその動きがかなり活発である必要があり、例えばスポーツなどをやっている状況は活動と言われているのです。

「行動」と「活動」の用法や用例

「数学の問題は、問題文をただ見つめているだけではダメだ。

手を動かすことが重要だ。

まずは行動することを考えないと、ずっと解けないぞ。」

「以前はインドアだったあの人は最近はアウトドアに繰り出すなど、積極的に活動しているな。

人が変わったように見える。

アウトドアの活動はかなり楽しいし、その気持ちはよく分かるけどね。」

活動は行動の一部である

行動というのは、人間などが動いている状態のことですけど、活動というのは活発さが要求されるので、よりハードルが高いということになります。

しかし、活動というのは行動という言葉の一部をなすものであり、行動という広い範囲の中の一部ということになるでしょう。

したがって、行動と活動は重なる部分があるということになるのです。

最新の記事はこちらから